KOTORIと××× 
                           
                           
                          ほんとは、倉庫整理なんてバイト、かったるいけど、 
                          頭使わなくていいし、客相手とかみたいに気使わなくていいし。 
                          それで、まあ、やってるわけで。 
                        けっこうでかい運送会社の倉庫。 
                          何回かやったことがあって、勝手もわかってる。 
                          パートやバイトのロッカールームがあって、 
                          そこで作業着に着替える。 
                          ほとんどが俺みたいな倉庫整理担当なんだけど、 
                          なかには、事務所や電算室担当とかのヒトもいる。 
                          俺の隣のロッカーに、電算室の伝票整理のバイトが入った。 
                          初日に倉庫で迷子になってたのを電算室まで連れて行ってやったら、 
                          いいヒトって思われたらしく、なにかにつけて、話しかけてくる。 
                          いわゆるイケメンってやつで、性格もいい。 
                          女にモテモテなタイプだ。 
                          話によれば、家が金持ちで、医大生らしい。つまりお坊ちゃまってわけだ。 
                          事務所の庶務とかの女たちがキャーキャー噂してた。 
                          もちろん、俺はまったく興味ないわけで。 
                        たまたま、隣のそいつのロッカーが開いてて、鍵かかってなかったんだよな。 
                          もちろん、開けるつもりはなくて、手ついたら開いちゃったんだ。 
                          ふわっとにおいがしてきて、それが、ぜんぜん男臭くないというか、 
                          せっけんのにおいみたいで、とても清潔な感じだった。 
                          電算室のスタッフは、作業着ではなくて、白衣を着るようになってる。 
                          下がっていた白衣を掴んでた。 
                          実はっていうのもヘンだけど、そのとき、俺はオナ禁してた。 
                          しばらく我慢したら、次やるとき、すっごく気持ちいいだろうなと思って。 
                          でも、今朝からもうしごきたくて、出したくてたまらなくなってた。 
                          まだ二日目なのに。 
                          急にその白衣のにおいかぎながら、オナりたくなった。 
                          「せっけん……だけじゃないな、このにおい」 
                          こいつの体臭が少しだけ残ってる。 
                          それも清潔なやつ。 
                          きっと、こいつにとって、俺なんか、ごみ以下だろうな。 
                          フリーターで、パラサイトで、バカで、いい加減で、チンポ狂いで。 
                          俺の臭い汁でおキレイなあいつの白衣、汚してみたくなったんだ。 
                        ロッカーの横に立てかけてる折り畳み椅子を出してきて、座った。 
                          「はあぁっ」 
                          白衣の臭い。Gパンの前開けて、もう硬くなっちゃったチンポを出して扱き出す。 
                          シコシコしながら、こいつのチンポのこと、想像してみた。 
                          身体細いけど、意外にでかかったりして。 
                          「KOTORIのチンポ、チンポ……」 
                          はあはあいいながら、しごきまくってる。 
                          ほんと、俺って、変態。 
                          KOTORI。俺のいっこ下らしい。俺とは別世界の人間だ。 
                          におい嗅ぎながら、白衣でチンポこすりだす。 
                          「ああ、きもちいいっ」 
                          もう、白衣、我慢汁でベトベト。やっぱ、二日我慢したからかな、 
                          すぐにでちゃいそう。 
                          だめじゃん、すぐに出ちゃうんじゃ。 
                          でも、出ちゃうよ。 
                          椅子から降りて、Gパンもブリーフも降ろして、後ろからケツ穴に指突っ込む。 
                          「いいっ、ケツマンコに、KOTORIのチンポゥ!」 
                          ケツ穴ズボズボ、チンポシコシコしまくりっ! 
                          びゅううっ! 
                          でたぁー、きもちーいーいーっ! 
                          「あ、あの……MAFUYUさん……?」 
                          えっ? 
                          えっ……。 
                          目の前に、白衣の中身がいた。 
                        こうなったら、どうせここやめなきゃならないんだから。 
                          ボーゼンとしてるKOTORIを椅子に座らせて、 
                          後ろ手にして、両手と両脚をガムテープで縛りつけた。 
                          「な、なにするんです!?」 
                          縛り付けられてやっと抵抗してきたけど、もう遅いって。 
                          「なにって、俺のやらしいとこ、見られちゃったから」 
                          セーエキがべっとりついた白衣を見せた。 
                          「おまえのやらしいとこ、見せてもらうんだよ」 
                          えっと真っ赤な顔で見上げてきた。 
                          チノパンツのジッパーを下ろして、トランクスの間から、 
                          まだふにゃふにゃのチンポを引き出した。 
                          「やめてくださいっ!」 
                          ガタガタ暴れるから、椅子ごとひっくり返りそうになる。 
                          口に含んで、しゃぶる。 
                          「はあっ……や、いやです……こんな……ああっ」 
                          いやですって言ってるくせに、だんだん堅くなってきた。 
                          根本擦り上げて、タマも舐めてやる。こいつ、チン毛、薄くて、しかも柔らかい。 
                          ペロペロ舌でチン毛も舐めてやる。 
                          「なんだよ、こんなにカチカチになってきたじゃんか……」 
                          太くないけど、長くて……こんなの入ったら、奥まで入りすぎて、 
                          ウンチ、掻き出されちゃうかも。 
                          俺ってば、さっき出したばかりなのに、もう堅くなってきた。 
                          自分の扱きながら、KOTORIのチンポをじゅぼじゅぼする。 
                          こいつ、ああんああんって喘いでる。 
                          「……MA……FUYUさぁん……せつない……です……」 
                          ぼく、動きたい、ほどいてって? ほどいたら、殴って逃げるだろうな。 
                          まあ、もう、いいか。 
                          ガムテープを外した。 
                          「MAFUYUさ……ん」 
                          えっ!? KOTORIのやつ、俺を押し倒して何する気? 
                          「な、なにするんだっ!」 
                          「ぼく、お尻、初めてだから、痛くしたら、ごめんなさ……い」 
                          KOTORIの長いチンポが俺のケツ穴に! 
                          「ちょっと、やめろっ!」 
                          うわっ、入ったぁ! やっぱ、奥の奥まで入ってきた! 
                          ずりゅずりゅって感じるあそこも擦ってる! 
                          「きつい……ですっ……でも、気持ちいい」 
                          覆いかぶさってきた。 
                          「動いてもいいですか」 
                          「そ、そんなの、聞くなっ」 
                          なんか、ヨユウない。なんだろ、すっごく恥ずかしい。 
                          「動きます」 
                          いっ、いちいち言うのかっ、こいつは。 
                          最初ゆっくり押し込んで、ずうぅぅっと引き抜いて、それからもうズンズン突きまくってきた。 
                          「ああっ、ごめんなさいっ! 気持ちよくて、もう、ゆっくりできません!」 
                          なんであやまる?! 逆レイプされてたのに?! わけわかんないよぅ! 
                          「気持ちいいです、お尻、こんなに気持ちいいんですね」 
                          うっとりとした顔してる。俺も俺も気持ちいいよっ……っ! 
                          「ああ、MAFUYUさん、ぼくので感じてる、かわいい……」 
                          うげっ! おまっ、目がおかしいっ……って、だめだ、もう何も考えられないっ。 
                          こっちはもう、ぐちゃぐちゃのチンポ、自分で擦って、もう出る寸前だよ。 
                          「中に出していいですよね?」 
                          だからぁ、いちいち聞くなって! 
                          「いいよっ、出して、俺のケツの中に、いっぱい、出してよっ!」 
                          「あっ、はああっ!」 
                          KOTORIがぶるって出して、俺もドピュウッ!!って行ったぁぁ。 
                        「MAFUYUさんって、ホモ……さんですよね」 
                          「ホ、ホモさんって」 
                          そうだけど文句あんのかって開き直ると、KOTORIが首を振った。 
                          「確かめただけです、その、お尻に、入れちゃったので、 
                          もし違っていたらと申し訳なかったなと思って」 
                          「お前は違うんだろ」 
                          「ええ、まあ……そうですね」 
                          それなのに、なんで、そんなすまなそうな顔してんだよ。 
                          俺、恥ずかしい。なんか、恥ずかしい。 
                          「俺、やめるから」 
                          もうここには来ない。来られない。 
                          手で顔を覆った。 
                          「契約満了ですか、継続できるでしょ?」 
                          とぼけやがって。 
                          「こんなことして、いられるわけないじゃんか」 
                          KOTORIが濡らしたタオルを差し出した。 
                          そんなの、いらない。 
                          「では、ぼくもやめないと」 
                          「おまえがやめることないじゃん」 
                          「ぼくも職場で淫行しちゃいましたからね」 
                          くすって笑うか、ふつう。 
                          「それは俺が無理やり……わっ!」 
                          タオルでどろどろのチンポを拭き出した。 
                          「早くきれいにして服着ないと、遅番のヒトたちが来ますよ」 
                          「わかった、自分でやるよ!」 
                          タオルで拭いて、Gパンはいた。 
                          「チーッス!」 
                          遅番の連中がやってきた。 
                          何とか間に合った。 
                        「忘れ物取りに来たんです」 
                          KOTORIがロッカーから本を出して、袋に入れた。白衣も一緒に。 
                          「それ、洗ってくる」 
                          俺が汚したし。 
                          「じゃあ、洗ったら持ってきてくれるんですね」 
                          やめないでくださいだって。 
                          こいつ、ぼけてんのかな。 
                          また、こいつの白衣、汚したくなってきた。 
                          でも、何度やっても、無駄かもな。 
                          KOTORI。キレイなやつ。 
                          頭に光る輪っかが乗ってるってこういうやつのこと、いうのかも。 
                        (END) 
                         
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